今回はサルの経験則シリーズです。
医学的根拠は無くエビデンスはありませんが、「そんな感じするよな」ときっと思ってもらえると思います。
最近の夏場は比喩で無く殺人的な暑さが続いています。
これには各福祉関係者は頭を抱えているのではないでしょうか。
毎年夏が終わると、「何かあの人症状が進んだかも」と思う事が多いです。
今回はなぜ私が夏場は認知症が進む時期と感じたのかを解説していきたいと思います。
①外で活動するメリット
毎日暑い日が続いていますね…
これだけ暑いと熱中症が怖いですね。
部屋にいても冷房などを使わないと熱中症になってしまいます。
当然熱中症になるのを恐れて屋外での活動を自重するのですが、それが夏場に認知症が進む原因だと感じています。
実はあまり知られていない事ですが、散歩には実は凄い効果があります‼
①体力が付く
②脳トレになる
①体力が付く
歩く事で体力が付きます。
激しい運動をしなくても散歩を毎日行うだけで体力は付きます。
歩く事で足腰がしっかりしますので、認知症の症状を緩やかにします。
歩けなくなると認知症の進行は本当に早いです。
②脳トレになる
外を歩く事で脳トレになる事をご存じでしょうか。
季節を感じたり、道のちょっとした段差や高低差を感じたり、一緒に歩く際には会話をしたりと頭を使う事はとても多いのです。
認知症の方は進行すると見当識障害が進み、季節が分からなくなってしまいます。
実際に肌で季節を感じる事で見当識障害を緩やかにします。
②危険で外を歩けない‼
外で活動する事のメリットを説明しました。
熱中症が怖くて外で活動しないと、これだけメリットのある行為が行えなくなります。
デイサービスに通ってたり、何かしら社会との繋がりがなる人はまだいいです。
ですが、何も社会との繋がりが無い人が外に出なくなると進行は目に見えて進みます。
外が危険過ぎて、家の中にこもってしまう事が認知症の症状を早めてしまう原因だと私は考えます。
③どうすればいいの?
私がおススメするのは、短い時間でも良いから外で活動する事です。
5分~10分でも構いません。
気温が低い朝や、日が沈んだ夕方や夜がおススメです。
確かに外で活動する事は危険を伴いますが、家にずっといる事でも認知症の症状が進むという危険性があります。
上手くバランスを取る事が大事だと感じます。
④まとめ
今回は夏場は認知症が進む時期という事を解説しました。
外での活動は体力向上と脳トレを一緒に出来る素晴らしい活動です。
特に散歩は激しい運動でも無いし、良い気分転換にもなります。
外での活動が無くなると、体力向上と脳トレの機会を失ってしまうので、症状が進みます。
熱中症にならないように、外での活動をバランス良く行う事がおススメです。
散歩は何も認知症の方や高齢者の方だけに良い事では無く、人間皆に取って良い行動です。
良いアイデアは「よし‼良いアイデアを出すぞ‼」と集中した時に出るものではなく、散歩などのリラックスしている時に思い描く事が多いと言われています。
脳に良い刺激を与えるのであれば、散歩をしよう‼
コメント頂けると嬉しいです。
ではまた‼
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