【介護】介護はチームプレイである

介護

今回は介護はチームプレイで行うという事を話していきたいと思います。

在宅で介護している人は一人、ないしは家族で介護をしていると思われがちです。

しかし主治医がいて、ケアマネジャーがいて、デイサービス(以下、DS)に通ってと何かしら人との関りがあります。

一人で出来る事には限界があるので、チームプレイがどれだけ大切かという話をしていきます。

①現場でのチームプレイ

私、サルは認知症対応型通所介護の管理者です。

管理業務をしながら現場にも入るいわゆるプレイングマネジャーというヤツです。

でもどこのDSの管理者も一緒だと思うんですよね…

介護業界って慢性的な人不足ですし。

私の場合だと現場に入ると言っても他のスタッフが人手不足の時にサポートとして入る事が多いので、ガッツリ現場に入るというのは少ないです。

そんな状態でもたまにガッツリ現場に入る事があります。

その時の自分のポンコツぶりと言ったら、現場から言ったら足手まといの何物でもないと思います。

そんな自分だからこそ感じる事があって、うちのスタッフは本当によく連携が取れていると感じます。

あるメンバーがBPSDが出て、対応出来なくなっても他のスタッフが変わることでBPSDが薄れていく事があります。

皆が一人で解決しようとしないと思っているからこそ、直ぐにその様な対応が出来るのだと感じています。

決してBPSDが出ているから「諦めた」という事では無く、対応者が変わる事で「場が好転する」事を理解する事を理解しているのです。

反対にチーム間でしっかりコミュニケーションが取れていないと唯々ストレスを感じる現場になるでしょう。

一人で何でも解決しようとしないで、チームで利用者さんの支援・介護をしていきましょう‼

②在宅でのチームプレイ

在宅介護だと家で一緒に過ごす時間が多く、孤独を感じやすいと思うのですが如何でしょうか。

夫ないしは妻が子供に面倒を掛けたくないから、という理由で子供に介護の支援を求めない話は割とどこでも聞く話です。

ですが男性には、妻を一人で看ようとされる方が多い気がします。

話を聞くと、「昔自分が忙しく妻の面倒を見れなかったら、認知症になった」という方がいます。

頑張っちゃって、ヘルプが必要な時にはかなり重度になっていて社会参加が難しい状況というのは割とある話。

そういう人達を見ると、「早期にDSとか介護サービスを使っていれば変わっていたんだろうな」と思う事が多々あります。

本当に在宅で1日、1分、1秒と長く過ごしたいのであれば、皆でその方を見ていくべきです。

介護者自身に余裕が無ければ、良い介護は出来ません。

チームで動く事で介護者自身もストレスが軽減され、在宅で長く一緒に生活できると思っています。

③まとめ

介護はチームプレイである事の大切さを簡潔に解説しました。

現場ではベテランや力量のあるスタッフ程、一人で解決しようとしますがそれはエゴです。

本当に考えるべきは当事者その者です。

まぁ極論当事者が望む生活を送れるのであれば、チームプレイで無くても構いません。

でもチームで動いた方が当事者が望む生活に近いと思います。

それにチームで動いた方が負担が少なくて楽ですしね~。

行き詰った時には他のスタッフや周りの頼れる人に頼ってみても良いのではないでしょうか。

ではまた‼

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